中小企業のIT活用における問題点

この時代にある程度の事業規模であれば注文書、納品書、請求書などの伝票を手書きで発行している会社はありませんよね?販売管理システム、顧客管理システム、生産管理システムなど基幹システムと呼ばれる企業のシステムなしではビジネスは成り立たない時代です。ネット販売やホームページ(HP)を通じて自社のPRをしたり新規顧客を開拓したり、インターネット(Web)の活用も同様です。ホームページがない会社は珍しい時代です。
しかし、中小企業のITやインターネットの活用は十分ではありません。大手と比べるとその差は歴然です。その理由は以下のとおりです。

  1. 事業規模が小さくITシステム部門を十分な体制に整備できないもしくはIT担当者を置くことすらできない
  2. ITシステム部門を整備したくても知識や経験を持つ人材を採用できない
  3. IT担当者を置いてもパソコンやネットのトラブル対応などに終始しシステム導入などの仕事ができない
  4. 相談できる専門家が身近にいない
  5. 安心して任せられるITベンダーがわからない

中小企業がITを活用するためには

上記のような状態ですので、中小企業の経営者はITを活用したいのだが、「何をどうしたら良いのかわからない」というのが本音のようです。まずそこをしっかり整理する必要があります。そのためには、専門的な知識を持ち、十分な経験を積んだIT活用の専門家やITコンサルタントに交通整理をしてもらう必要があるのです。

IT活用の専門家

IT活用の専門家、ITコンサルタントに求められるのは

1.専門知識と経験
 ・企業経営や基幹業務に関する幅広い知識や経験
 ・ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する最新知識
 ・ERPなど基幹業務システムの導入知識や経験
  
「ITの専門家」ではなく、企業経営における「IT活用の専門家」であるためにはこのような専門知識や経験が必要です。しかしこのように経営とITの両方の知識や経験を有する人材はなかなかいないものです。ひとつの目安としては、ITコーディネータ資格保有者が候補者となります。

2.中立な立ち位置
ITベンダー内には、IT活用の専門家やITコンサルタントを名乗る人材がいます。しかし、そのような人は、自社のシステムやサービスの販売を前提としているため、公正なアドバイスをもらう事ができません。公正・中立で第三者としての立場からアドバイスをして、ITベンダーが提供する数多くのシステムやソリューションの中から最適なものを選択する事が求められます。

3.豊富な実績
様々な業種や規模、幅広い企業経営上の問題点や課題、多くのシステムやソリューションなど、中小企業のシステム導入などのIT活用の実績が豊富であること。

有限会社インキューブ代表の佐藤直美は、上記のようなIT活用の専門家、ITコンサルタントとして求められるものを兼ね備えております。
会社員時代には、全社業務改革プロジェクト、ERP導入プロジェクト、ソリューションビジネス立ち上げプロジェクトなどのプロジェクトリーダーを歴任しています。企業経営のコンサルタントの国家資格である中小企業診断士であり、IT経営コンサルタント資格であるITコーディネータであります。幅広い業種や規模の様々な情報システムの導入に関する実績を有しています。

ITコンサルティング実績

なぜ有限会社インキューブが選ばれるのか

IT活用コンサルティングサービス

有限会社インキューブでは次のようなIT活用コンサルティングサービスを提供しています。

・ITインフラ診断・コンサルティング
現在利用しているハード・ソフト・システム・ネットワークなどのITインフラについて診断し、コンサルティングを行います。
・ITシステム構築計画立案・コンサルティング
・ITベンダー選定・評価
・業務改善コンサルティング
・ホームページ(HP)、インターネット活用診断・コンサルティング