資金調達


企業の資金調達にはいくつかの方法があります。
最も基本とすべきは自己資金です。事業の元手となるものをどれだけ準備したか?が問われます。自己資金で補い切れない部分について融資を受けます。(借入をする)中小零細企業が最も借りやすいのは日本政策金融公庫です。日本政策金融公庫は、政府が100%出資している政策金融機関です。民間の銀行から資金調達を受けにくい中小企業や、これから起業する方などへの融資を行っています。民間の金融機関では、信用組合がオススメです。都市銀行や地方銀行のほうが金利がやすいかもしれませんが、お付き合いはドライです。幅広いエリアで営業していますから、儲からない支店は撤退します。信用組合のような地域密着型の金融機関は、その地域で営業するしかなく、その地域の企業が元気にならないとやって行けないのです。ですから、親身になって支援をしてくれます。
その他、ベンチャーキャピタルから出資を受ける、クラウドファンディングでたくさんの人から資金を募る、ビジネスプランコンテストで賞金を得る、補助金・助成金などがあります。

有限会社インキューブでは、資金調達のご支援をいたします。10年以上の金融機関顧問としての活動から、金融機関の仕組みや気持ちを理解しております。どうすれば金融機関から融資を受けられるのか?を知り尽くしております。資金調達でお困りの方、是非ご相談ください。

 

補助金

補助金とは、国(主に経済産業省)や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度です。似たようなものに助成金があります。助成金とは、国(主に厚生労働省)が行っている、国の施策に合わせた活動に対して中小企業を支援する制度です。要件を満たせば受けられる助成金に対して、補助金は事業計画書を作成し、審査を受ける必要があります。審査に通るかは、事業計画書の内容で決まると言えます。
補助金が利用できるかどうかは、まずは補助金の存在を知っているかどうかです。様々な補助金がありますが、自社のやりたいことに使える補助金はどれなのか?がなかなかわかりにくいものです。

有限会社インキューブでは、補助金申請のご支援をいたします。数十万から億単位の補助金獲得の実績が多数あります。ご支援も、着手金方式や企業側のリスクゼロの完全成功報酬方式などもございます。補助金を使って国に応援してほしい方は是非ご相談ください。

【ものづくり補助金】
中小企業庁が主幹となって実施している、国の補助金施策です。中小企業・小規模事業者が、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う場合に、必要な設備投資等に補助金がでます。補助対象経費(機械装置費等)の一部(補助率1/2ないしは2/3。上限は原則1,000万円)を国が支援するものです。

【創業補助金】
創業補助金とは、創業時に必要な経費の一部を、国や地方公共団体が補助してくれる制度のことです。 各年度によって名称を変えていますが、2018年度からは「地域創造的起業補助金」という名称になっています。 目的としては、新たな需要や雇用の創出などを促し、日本経済を活性化させることになります。

【小規模事業者持続化補助金】
商工会議所や商工会の支援を受けながら経営計画(事業計画書、創業計画書)を作って申請することで50万円の補助が受けられるという制度です。「小規模事業者」とは、
従業員数の少ない会社、個人事業主のことです。

【グループ補助金】
グループ補助金とは、被災した中小企業が2社以上のグループを作って復興事業の計画を作成し認定を受けた場合に、工場・店舗などの施設や生産機械などの設備の復旧費用に対する補助金です。補助率は最大4分の3です。被災した自社の施設や設備などを修理したり建て替えたり買い替える場合にその費用の4分の3の補助を受けられます。