事業計画書作成支援サービス
事業計画書とは
事業計画書とは、事業内容や企業の戦略・収益見込みなどを説明するための書類です。事業の立ち上げや継続に必要な資金を調達する際に必要となります。また、事業を客観的に見つめ直し、改善するヒントを得るためのものでもあります。
事業計画書の基本的な構造
- 企業の概要
- 事業の概要
- 事業のコンセプト
- 従業員の状況
- 競合や市場規模など環境面
- 自社の強みと弱みなど現況
- サービスや商品の概要
- 販売戦略やビジネスモデル
- 体制や人員計画
- 財務計画
事業計画書はなぜ重要か
事業計画書は、資金調達や事業の将来性、実現性をアピールするために重要です。また、事業の全体像を明らかにし、具体的な計画を示すためにも必要です。
事業計画書を作成することで、次のようなメリットがあります。
- 経営者の頭の中を整理し、事業の目標や行動計画が明確になる
- 金融機関や投資家に事業の将来性や財務的な問題がないことを示せる
- 事業の実現性や将来性を評価してもらえる
- 事業規模や成長スピードを方向づける
- 事業戦略を修正したり、目標管理をしやすくなる
- 事業の進捗管理や経営における意思決定の拠り所として活用できる
事業計画書は、起業家にとって「名刺」のようなものです。初めて会う投資家や銀行融資担当者に対し、自分がどのような事業をやっているのかを説明し、実際にお金を引き出すためのきっかけとなる書類です。
事業計画書の提出先は金融機関や投資家、起業家支援サービスを行っている事業者などです。提出の目的はおもに「資金調達」であるほか、事業承継や起業家支援制度などを利用する場合にも提出が求められます。
事業計画書を作成する時の注意点
- 要点を整理する
- 内容を細かく記載する
- 図などを挿入して見やすくする
- 統一されたフォーマットで書く
- 事業競合についての調査内容を書く
- 数値的根拠を記載する
- 第三者に説明し、フィードバックをもらう
事業計画書に記載する内容
- 事業の概要（理念、ビジョン）
- 事業内容やコンセプト
- 創業者のプロフィール
- 事業の強みと弱み
- 競合や市場規模、ニーズについて
- サービスや商品の概要（仕入れ先など）
- 販売戦略
- 財務計画
事業計画書の作成にかかる時間はおよそ20～50時間と言われており、長い方では120時間を超える方もいます。作成時間が長ければ長いほど審査通過率が上がるというデータもあり、50時間ほどかけて作成しても審査通過率は50%程度と言われています。
事業計画書の作成はどのくらいかかる
事業計画書の作成代行費用は10万～25万円が相場です。資金調達のサポートを含む場合、報酬額の1％～5％が1つの目安になります。
事業計画書はどこで手に入るか
事業計画書のテンプレートは、日本政策金融公庫のホームページから無料でダウンロードできます。PDFとExcelの形式があり、手書きかパソコンで作成するかに合わせてフォーマットを選択できます。また、ネット検索でもテンプレートを手に入れることができます。
事業計画書は何ページくらい必要か
事業計画書のページ数は決まっていませんが、一般的には10～20ページ程度です。創業時に作成する標準的な事業計画書は20～40ページが適切と言われています。
事業計画書のページ数は、目的や内容によって異なります。
- 内部使用目的のより実務的な事業計画書であれば、5～10ページ程度
- 大企業の事業計画書であれば、100ページを超えることもある
- 事業再構築補助金申請の事業計画書は15ページ以内
業績推移を示すための売上計画は、3年～5年分を提出するのが一般的です。IPOなどを目指している場合は、より厳密な事業計画が求められます。
事業計画書は誰が作成するか
事業計画書は、基本的には経営者自身が作成します。ただし、独自に作成した内容に不安がある場合は、相談しながら作成したほうがよいでしょう。
事業計画書の作成を担当するのは、中小企業診断士や税理士などの専門家です。中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家で、経済産業大臣が登録する経営コンサルタントとして唯一の国家資格です。税理士は、資金調達までサポートしてもらえます。
また、中小企業支援センターや商工会議所・商工会などの公的な支援機関でも、事業計画書の書き方について相談に乗ってくれます。
事業計画作成支援サービス
弊社では、事業計画書の作成支援は最も得意分野です。
代表の佐藤は、いわき市にて2001年からビジネスプランコンテストを主催し、20年以上となります。この間、起業家の事業計画を何百と精査しブラッシュアップしてきました。また、金融機関の顧問として、企業再生のプロとして、多くの企業の事業計画書の作成にかかわってきました。補助金の申請書の作成はまさに事業計画の作成がメインとなります。
事業計画書を作ってみたいと思ったり、事業計画書を作る必要性が出てきたのでしたら、ぜひご相談ください。
有限会社インキューブ
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